歴史的な楽譜!!
今日はマエストロ(歌の先生)の家でレッスン。
僕のではなくて、ソプラノの女の子のレッスン。今回は彼女がバリトンとの2重唱を2曲、Maestroにみてもらいたいというので、一緒に家に行きました。
レッスンの途中、Maestroに頼まれ、楽譜を探しに書斎に行きました。
何度か入ったことのある書斎ですが、今日はすごい楽譜を見せてもらいました。
「Il Barbiere di Siviglia」(邦題 『セヴィリアの理髪師』)
G.Rossini(ロッシーニ)作曲のオペラで、今でも大変上演回数の多いオペラです。スペインのセヴィリアが舞台で、男女の恋を面白おかしく描いたオペラです。
僕も大好きなオペラで、昔からよくコンサートでも歌っていました。
見せてもらったのはその楽譜なんですが、そんじゃそこらの楽譜ではありません。
なんと、、、
1820年頃の楽譜です。
「セヴィリアの理髪師」の初演がローマのアルジェンティーナ劇場で
1816年。
つまり、初演の時期に発売された楽譜です!!!
Maestroもトリーノの古書専門店で見つけたようで、スゴク大切にしているようです。
僕にとって
ロッシーニは、とても大切な作曲家です。僕の声は彼のオペラにすごくマッチしていて、たくさんの曲をレパートリーとしています。
その作曲家の初版かもしれない楽譜です。
かなり興奮してしまいました。
オペラの楽譜を見たことがある人は、縦ではなく横なのに、まず驚き、パートごとにト音記号・ヘ音記号だけではなく、ハ音記号なども使用されています。
(専門的ですいません!!)
ROSINAのパート、見てください!!
とにかく、とにかく、今日はいいもの、みせてもらいました!!!
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