歴史的な楽譜!!

TED

2007年04月11日 03:33



今日はマエストロ(歌の先生)の家でレッスン。
僕のではなくて、ソプラノの女の子のレッスン。今回は彼女がバリトンとの2重唱を2曲、Maestroにみてもらいたいというので、一緒に家に行きました。

レッスンの途中、Maestroに頼まれ、楽譜を探しに書斎に行きました。

何度か入ったことのある書斎ですが、今日はすごい楽譜を見せてもらいました。

「Il Barbiere di Siviglia」(邦題 『セヴィリアの理髪師』)




G.Rossini(ロッシーニ)作曲のオペラで、今でも大変上演回数の多いオペラです。スペインのセヴィリアが舞台で、男女の恋を面白おかしく描いたオペラです。
僕も大好きなオペラで、昔からよくコンサートでも歌っていました。

見せてもらったのはその楽譜なんですが、そんじゃそこらの楽譜ではありません。

なんと、、、1820年頃の楽譜です。
「セヴィリアの理髪師」の初演がローマのアルジェンティーナ劇場で1816年
つまり、初演の時期に発売された楽譜です!!!

Maestroもトリーノの古書専門店で見つけたようで、スゴク大切にしているようです。

僕にとってロッシーニは、とても大切な作曲家です。僕の声は彼のオペラにすごくマッチしていて、たくさんの曲をレパートリーとしています。

その作曲家の初版かもしれない楽譜です。

かなり興奮してしまいました。

オペラの楽譜を見たことがある人は、縦ではなく横なのに、まず驚き、パートごとにト音記号・ヘ音記号だけではなく、ハ音記号なども使用されています。
(専門的ですいません!!)


 
ROSINAのパート、見てください!!


とにかく、とにかく、今日はいいもの、みせてもらいました!!!

 



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